結婚相談所では安心できる婚活を行うために様々なルールが設けられています。
これは個々の結婚相談所というよりは業界全体のルールであることが殆どです。
一般的な恋愛では良しとされていることも結婚相談所ではNGである事項が多々ございます。
そこで今回は結婚相談所でのNG事項についてお伝え致します。
活動全体でのNG事項
活動全体で設けられているNG事項の一覧を基に解説していきます。
前提とされるNG事項一覧
- 金銭の賃借
- 投資、宗教の勧誘
- システムアカウントの漏洩
- 経歴詐称
上記は結婚相談所特有というよりは、前提的に禁止されていることです。
男女の間において金銭の賃借は良いことではありませんし、同意が無い場合の様々な勧誘も良くありません。
情報の漏洩や経歴詐称は損害賠償を請求される可能性が高い事項ですので、絶対に行なってはいけません。
結婚相談所特有のNG事項一覧
- 婚前交渉
- 宿泊
- 宿泊を伴う旅行
- 同棲
次に結婚相談所特有のNG事項です。
一般的なカップルは婚前交渉や宿泊など、珍しいことではありません。
ですが結婚相談所では禁止とされています。
もし、上記が発覚した際は成婚扱いとみなされ、通常の成婚退会時同様、成婚費を所属結婚相談所へ支払わなくてはなりません。
主に女性を守る為のルールでもあり、上記をきちんと守れる男性かどうかをジャッジ出来ます。
マッチングサイトや婚活パーティーでは、ごく一部の男性が遊び目的で利用していたり、中には既婚者が紛れているケースもあります。
比較すると結婚相談所は婚活サービスの中で、最も女性が安心して婚活が出来る環境を提供していると言えるでしょう。
お見合い時のNG事項
結婚相談所でお相手と初めてお会いするお見合い時でも様々なルールが設けられています。
プライバシーに踏み込む内容を聞く
まず、お見合い時の連絡先(電話番号・メールアドレス・SNSアカウント等)や名刺の交換はNGとされています。
連絡先の交換は、お見合いを経てお互いがお相手のことを気に入ったら交際期間に入るのですが、その際にお互いの結婚相談所を通して初めて行われます。
その他にも結婚相談所へ入会した経緯や過去の恋愛経験などを根掘り葉掘り聞いてはいけません。
お見合いはあくまでも『会った際の印象を確かめる行為』であり、お相手のことを深く知っていくのは交際からとなります。
所属結婚相談所や活動状況について聞く
お相手が所属している結婚相談所の担当者やサービス・料金などを聞くのはNGです。
また、入会してからの期間や今後のお見合いスケジュールなど、関係が無いことを聞くのはマナー違反です。
相手に不快感を与える身だしなみや態度
仮に、会ってみて「思っていた感じと違った」「全然タイプじゃない」と思っても、それを態度に出してはいけません。
お見合いは、お相手がスケジュールの調整をしてくれたおかげで成立します。
ですので、お相手に最大限の敬意を払うようにしましょう。
また、男女問わず身だしなみも整えてお相手に不快感を与えないようにしましょう。
その他お見合い時のNG事項一覧
上記以外でのお見合い時のNG事項一覧です。
- 唐突過ぎる質問
- 自分本位な態度や会話
- セクハラ的な言動
自然な会話の流れでしたらOKですが、唐突で自分本位な質問や会話はガツガツした印象を与えてしまいます。
また、男性によくありがちな自慢話はほどほどにしましょう。
お相手に対するセクハラ的な言動は絶対にNGです。
補足:活動時のマナー
これまではNG事項として紹介しましたが、お相手に対する配慮、つまりマナーについてもお伝え致します。
お見合い時のお茶代
お見合い時のお茶代は基本的に男性側が払うようにして下さい。
男性はスマートに支払いを済ませるのがマナーです。
また、女性は決して当たり前と思わず、男性へ「有難うございます。」と感謝の気持ちを伝えましょう。
交際のファーストコール
お見合いでお互いにお相手のことを気に入ったら交際フェーズへ入り、互いの所属する結婚相談所を通して連絡先の交換が行われます。
基本的には電話番号の交換となるので、その際のファーストコールは男性が行うのがマナーです。
男性は交際がスタートした日か遅くても翌日の日中までには、お相手の女性へ連絡を入れるようにしましょう。
まとめ
結婚相談所には特有のルールやマナーがあります。
これはあくまでも活動する会員様たちが気持ちよく活動を行えるためのルール・マナーですので、しっかりと遵守しましょう。
また、結婚相談所によっては他のルールやマナーがある所もありますので、入会を検討している結婚相談所があれば初回の無料相談時にしっかりと把握できるようにしましょう。